こんにちは、トレーナーの武内です。
今日は、おすすめしないフィットネスバイクの買い方を紹介します。
フィットネスバイクを買うときに、買い方を間違えると損をしてしまう可能性があります。
フィットネスバイクを一度も買ったことが無い人で、これから購入を考えている方はぜひ参考にしてください。
①極端に安すぎる
1つめは、安すぎるものです。
値段が安いフィットネスバイクは性能も低く、強度や耐久性も低い場合が多いです。
たとえば、心拍センサーの反応が悪いとか、足元がぐらつくなど。
使い勝手が悪いと運動自体がストレスになって、徐々に使わなくなってしまいます。
1つの目安として、1万円以下のフィットネスバイクです。
安く済ませようとすると、安物買いの銭失いになります。
あなたはこのような経験はありませんか?
・1万円の食洗機を買ったけど全然汚れが落ちない
・5千円の脱毛器を買ったけど全然脱毛できない
・安い扇風機を買ったら全然風が弱い
・安い掃除機を買ったら吸引力が弱くてゴミを吸ってくれない
値段が安いということは、材料費や製造コストが抑えられていたり、保証がついていないなどが考えられます。
結果として「品質が悪い」に繋がってきます。
なのでフィットネスバイクの購入で失敗したくない場合は、少なくとも1万円以上のものをおすすめします。
②極端に高すぎる
2つめは、高すぎるものです。
10万円以上などの高額モデルは、一般的な自宅トレーニングには不要です。
ジムに置く業務用ならともかく、家庭用ではそこまでのスペックを使いこなせません。
「高い方が安心だろう」と思っても、実際はほとんど差が出ません。
10万円以上のバイクを購入するのは以下のような人です。
・運動施設のオーナー
・専門競技をやっているアスリート
・経済的に十分な余裕がある人
僕もスポーツクラブで働いていた時に、何十万もするフィットネスバイクを使っていましたが、業務用でも家庭用でも、運動の効果はそれほど変わりません。
なので購入の目安としては、高くても4~5万円程度でいいと思います。
私はSTEADYのスピンバイクproやFITBOXを使っていましたが、それらが4~5万円です。
家庭用として一般の方が使うのであれば、高くてもそのあたりで十分です。
③中古品を買う
3つめは、中古品を買うことです。
知り合いから譲ってもらうなどは否定しませんが、リサイクルショップやネットオークションで買うのはおすすめしません。
故障や不具合が出ても保証が効きませんし、実際に漕いでみるとガタつきがあったり負荷が安定しないことがあるからです。
実際に使ってみるとわかりますが、運動器具って不具合が起きることが結構あります。
「異音がする」「ぐらつきがある」「センサーが反応しない」など。
そのような時にちゃんと新品で買っていれば、「30日間の返品保障」「1年間の無料修理」などの保証があります。
不具合をメーカーに問い合わせると、新しい製品に交換してもらえたり、予備のパーツを無料で送ってもらえることもあります。
特にフィットネスバイクは初めて購入する人がほとんどなので、不具合があると不安になりますよね?
そんな時に「カスタマーサポート」って強い味方なんです。
フィットネスバイクって、一度買ってしまえば何年も使えるので、新品で購入した方が結果としてコスパが良くなります。
④デザインや見た目だけで選ぶ
4つめは、デザインや見た目だけで選んでしまうケースです。
「おしゃれだから」「部屋に合いそうだから」と、見た目だけで決めるのも危険です。
たとえば、私はフィットネスバイクの種類の中では「スピンバイク」が気に入っています。
前傾姿勢になって漕ぐタイプで、一番実走感があります。
そして、個人的に好きなのはホイールがむき出しになっているデザインです。
ホイールが回っているのも目に見えるので、漕いでいる感覚を感じられます。
すごく好きなモデルですが、ホイールがむき出しなので子供やペットがいるご家庭では少し危ないです。
運動中はずっとホイールが回っているので、子供が触れてしまったり、ペットがぶつかったりしたら危ないです。
そういう場合は、ホイールカバーがついているものがいいです。
STEADYの「スピンバイクPlus」や、FITBOXなどがおすすめです。
ハンドルやサドルの高さは調整できますが、ホイールカバーだけは後付けができません。
見た目のカッコよさだけで選んで失敗しないように気をつけてください。
⑤使用イメージができていない
5つめは、使用イメージができていないケースです。
この失敗パターン、意外と多いです。
「届いてみたら大きすぎて置けなかった」「音がうるさくて夜は使えなかった」など。
フィットネスバイクは、1畳分くらいの場所を取ります。
部屋のサイズ、床の強度、集合住宅なら騒音リスクも確認してから買いましょう。
また、「乾電池で動くタイプ」と「コンセントを挿し込むタイプ」があります。
乾電池で動くタイプなら場所は選びませんが、コンセントを挿し込むタイプだとコンセントの位置を確認しないと置く場所に困ってしまいます。
家庭用のフィットネスバイクなら乾電池で動くタイプが多いので大丈夫だと思いますが、まれにコンセントを挿し込むタイプもあるので、そこだけ気をつけてください。
⑥衝動買い
6つめは、衝動買いです。
「セールでお得だったから」「ポイントが付くから」などの理由で買っていませんか?
勢いで買ってしまったけど、「すぐに使わなくなってしまった」「よく調べたら他のモデルの方が良かった」「もっと上のグレードに買い替えたくなった」という人も少なくありません。
先ほど紹介したように、フィットネスバイクには乾電池で動くタイプと、コンセントを挿し込むタイプがあります。
ホイールが剥き出しのものもあれば、ホイールカバーがついているものもあります。
折り畳み式のバイクや、Bluetoothでアプリと連動できるものなど、製品によって様々です。
運動効果自体は、そこまで大きな差はありませんが、使いやすさ・自分の生活スタイルに合っているか・部屋の広さに合っているかなどは、よく調べてから買いましょう。

本当に欲しくて購入するのであれば僕も背中を押したいですが、衝動買いなのであればとりあえずAmazonなどのカートに入れて一旦保留にして、数日経っても「欲しい」という気持ちが続いていればぜひ購入してください。
⑦分割払いで買う
7つめは、分割払いで買うことです。
これは完全に私の主観ですが、フィットネス器具を分割払いで買うのはおすすめしていません。
理由は、分割で買うほど高額なものではないし、生活必需品でもないからです。
車などの高額なものをローンや分割で買うのはわかりますし、家具・家電のような生活になくてはならないものをすぐに購入しないといけない場合ならわかります。
エアコンが壊れてしまった時に急な出費として分割で支払う人もいるとは思います。
ですがフィットネスバイクって、言ってしまえば「なくてもいい物」なんですよね。贅沢品というか…。
もちろん健康のために運動は必須なので、そこへの買い物は「自己投資」と呼べます。
ただ、金銭的な余裕がなければウォーキングなどお金をかけずにできる運動もあります。
本当に今そこにお金を使うべきなのかを考えるのは大事だと思います。
僕も「娯楽の買い物」を分割で買ったことはありますが、ローンや分割ってお得に感じちゃうんですよね。
「毎月たった数千円でコレが手に入る」と思ってつい買ってしまい、使わなくなった時に支払いだけが残ります。
私がおすすめするフィットネスバイクは高くても4~5万円程度なので、ボーナスが入ったタイミングとか、お小遣いに余裕が出たときに一括で購入するのがおすすめです。
まとめ
私がおすすめしないフィットネスバイクの買い方はこの7つです。
- 極端に安すぎる
- 極端に高すぎる
- 中古品を買う
- 見た目だけで選ぶ
- 使用イメージができていない
- 衝動買い
- 分割で買う
この7つに気をつけて、あなたに最適な1台を選んでみてください。
このサイトではフィットネスバイクの選び方や、有酸素運動のポイントについて紹介しています。
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