フィットネスバイクの選び方|購入前に知っておくべき5つのこと

フィットネスバイク

フィットネスバイクに興味があるけど、何を基準に選べばいいかわかりません…

そのようなお悩みに、これまで10台以上のフィットネスバイクを使ってきたトレーナーがお答えします!

フィットネスバイクは人気の有酸素マシンで、スポーツショップや電気屋さんだけでなく、Amazonや楽天などのネットでも購入できます。

「これまで何台も購入したことがある」という人は少なく、ほとんどの方が初めての買い物になると思います。

そこで今回は、フィットネスバイクの失敗しない選び方のポイントを解説します。

これからフィットネスバイクの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

選び方①種類と目的

フィットネスバイクには主に3種類があり、それぞれ特徴が異なります。

自分の目的や体力レベルに合わせて選択することが重要です。

 

【アップライトバイク】

アップライトバイクは、通常の自転車と同様の姿勢で乗るタイプで、以下の特徴があります。

  • 上半身と下半身の筋肉をバランスよく使うため、全身の筋力向上に効果的
  • 初心者から上級者まで幅広く利用できる
  • 通常の自転車と同じ姿勢のため使いやすい
  • 他のタイプと比べて比較的コンパクトで、家庭での使用に適している

 

【リカンベントバイク】

リカンベントバイクは、背もたれに寄りかかった状態でペダルを漕ぐタイプで、以下の特徴があります。

  • 腰や膝への負担が少ない
  • 関節に問題がある人やお年寄りにも適している
  • 座った姿勢で運動できるため、長時間の運動が可能
  • 怪我からの回復期やリハビリに適している
  • 背もたれに寄りかかれるため、快適に運動できる

 

【スピンバイク】

スピンバイクは、ロードバイクを漕ぐように前傾姿勢になるため、高強度のトレーニングに適しています。スピンバイクには以下の特徴があります。

  • ペダルにかかる負荷を細かく調整できる
  • プロのアスリートや本格的なトレーニングをしたい人におすすめ
  • 実際の自転車に近い乗り心地で、ロードバイク愛好家にも人気
  • 高負荷のトレーニングにより、下半身の筋力向上に特に効果的

選び方②サイズと設置場所

フィットネスバイクは大型の機器であるため、設置場所の確保が重要です。

購入の際は、以下の点を考慮しましょう。

 

【必要なスペース】

使用時に十分なスペースが確保できるか確認します。 通常、前後に50cm以上の余裕が必要です。フィットネスバイクの中には、トレーニングチューブが備え付けられていて、上半身のトレーニングをしながら漕げるタイプもあります。その場合、手を前後・左右に広げたときのスペースも必要です。

 

【収納スペース】

使用しないときの収納場所も考慮しましょう。「Xバイク」という折りたたみ式のモデルや、「ミニバイク」というペダル部分のみのフィットネスバイクもあります。また、土台部分にキャスターが付いているバイクだと、ラクに移動させることができます。部屋の広さや収納スペースによって最適な1台を選びましょう。

 

【床の保護】

重量のあるマシンのため、床を傷つける可能性があります。特にスピンバイクやリカンベントバイクは重さがあるので、床を保護するためにヨガマットなどを敷くことをおすすめします。また、マシンの重さだけでなく、使用者の体重が加わることも考慮しましょう。たとえば、マシン本体が30kgで、使用者の体重が70kgだとすると、総重量100kgとなります。

 

【電源の位置】

フィットネスバイクは電池で動くタイプと、コンセントを挿し込むことで動くタイプがあります。家庭用のフィットネスバイクは電池式がほとんどですが、もしもコンセントを挿し込むタイプの場合、差込口の位置を確認しておきましょう。

 

【使用環境】

アパートやマンションなど、騒音や振動が気になる場合は、防音マットの使用や隣室との距離を考慮した配置を検討しましょう。また、家庭内に小さなお子様がいたり、ペットを飼っている場合は安全面の配慮も必要です。

選び方③機能と操作性

最近のフィットネスバイクには多彩な機能が搭載されています。

以下の機能は特に便利です。

 

【負荷調整機能】

  • 段階的な調整……通常8〜32段階程度の負荷調整が可能
  • 電動調整……ボタン1つで簡単に負荷を変更できるものもある
  • プログラム連動……自動で負荷が変わるプログラムを搭載しているものもある

 

【心拍数モニター】

  • ハンドセンサーグリップ……ハンドルに触れるだけで心拍数を測定できる
  • ワイヤレスセンサー……胸部ベルトタイプのセンサーで、より正確な測定が可能
  • 心拍ゾーントレーニング……目標心拍数を設定し、効果的なトレーニングができる

 

【プログラム機能】

  • プリセットプログラム……ダイエットや持久力向上など、目的別のプログラムが組み込まれている
  • カスタムプログラム……自分で作成したプログラムを保存できるモデルもある
  • バーチャルコース……風景を見ながら走るような体験ができるプログラムもある

 

【その他の便利機能】

  • 大型ディスプレイ……運動データを適切に表示する
  • Bluetooth接続……スマートフォンと連携し、データ管理ができるモデルもある
  • タブレットホルダー……動画を見ながら運動できる

操作パネルの使いやすさは重要です。ボタンの配置や画面の見やすさ、メニューの見えやすさなどを確認しましょう。

選び方④耐久性とメンテナンス

 

フィットネスバイクは頻繁に使うため、耐久性の高いものを選ぶことが重要です。

 

【耐久性】

  • フレーム……スチール製やアルミニウム製が一般的
  • ペダル……滑り止め加工や、面白い材質のものを選ぶ
  • サドル……長時間の使用に耐える快適なものを選ぶ
  • ベルト、チェーン……ベルト式は静音性能に優れ、チェーン式は耐久性が高い

 

【メンテナンス】

  • 随時……定期的にネジの緩みや部品の摩耗をチェックする
  • 清掃……汗やホコリを定期的に除去することが重要
  • 潤滑……可動部分には定期的に潤滑油を塗布する
  • 部品交換……サドルやペダルなど、消耗部品の交換が必要になる場合がある

メーカーによってはメンテナンスサービスを提供しているところもありますので、購入時に確認しておくと良いでしょう。

選び方⑤予算とコスパ

フィットネスバイクの価格帯は幅広く、数千円~10万円以上まで様々です。

以下のポイントを考慮して、自分に合った製品を選びましょう。

 

【価格帯】

  • エントリーモデル……2〜5万円程度。基本的な機能を備えた家庭用モデル
  • ミドルレンジ……5〜15万円程度。より多くの機能と耐久性を備えたモデル
  • ハイエンドモデル……15万円以上。プロ仕様の高機能モデル

 

【コストパフォーマンス】

  • 機能と価格のバランス……必要な機能を備えた上で、価格が適切であるかどうかを判断する
  • 耐久性……長期使用を考えると、多少高くても耐久性の高いモデルの方が結果的にコスパが良いこともある
  • 保証期間……長期の保証がついているモデルは安心感がある

 

【代替案】

  • 中古品……状態の良い中古品を選べば、コストを抑えられる可能性がある
  • レンタル……長期的な使用を考えている場合、レンタルから始める一つの案
  • ジム会員……家庭で使えるマシンを購入するのと、ジム会員になって会費を払う場合での、コストの違いを比較検討するのも良い

まとめ

これら5つのポイントを踏まえた上で、自分のライフスタイルと目的に合ったフィットネスバイクを選んでください。

自分に合ったフィットネスバイクを選ぶことで、継続的な運動習慣を作ることができ、健康的な生活につながります。

 

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